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お知らせ

カルチャーナイト2025でアニメワークショップ、臨床工学技士お仕事体験などを開催しました

カルチャーナイト2025を開催しました

子どもから大人まで楽しめる3つのプログラムを実施

2025年7月25日(金)、札幌市全域で展開される「カルチャーナイト2025」に参加し、地域の皆さまに向けた3つの体験プログラムを開催しました。子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる内容で、来場者にとって貴重な学びと交流の時間となりました。

世界でたったひとつのアニメづくり ~for キッズ~

ストップモーションアニメーション作りに挑戦!

メディアデザイン学科の倉本浩平教授と髙木義隆教授が中心となって、小学生向けのアニメーションワークショップを開催しました。
テーマは「ストップモーションアニメーション」。オブジェを少しずつ動かして撮影し、動画に仕上げる“コマ撮り”の技法を、参加者が実際に体験しました。

こま撮りの技法の解説
美術(大道具/セット)の解説

はじめに倉本浩平先生から、「テレビや映画の映像がどうして“動いて見える”のか?」というテーマで、アニメーションの基本原理について解説がありました。
映像は実は「たくさんの静止画(写真)」がパラパラと連続して表示されることで、私たちの目には“動いている”ように錯覚して見える――この原理を「残像効果」といいます。

この仕組みを理解するために、参加した子どもたちはまず自分の手を「グー→チョキ」のように少しずつ形を変えながら、5枚ほどの連続写真をスマートフォンで撮影。そのあと、写真をスクロールして動かしてみると、手が動いているように見えることを実感しました。自分の手で撮って?見て?動かして確認することで、子どもたちはアニメーションの仕組みを自然と理解する機会となりました。

背景美術を担当した髙木先生からは、映画やアニメーションにおける「美術セット」の役割についてのお話がありました。
作品の世界観を伝えるために、時には過去の時代をリアルに再現した建物や街並みをつくったり、未来の世界やファンタジーの舞台など、実在しない空間を想像力と技術で形にするなど、美術が作品の世界感を支えていることが紹介されました。

髙木先生のお話に、会場に参加していた欧洲杯买球官网_澳门金沙城中心赌场-投注|平台の方々もうなずきながら耳を傾けていました。子どもたちだけでなく、大人にとっても映像の裏側にある“つくり手の視点”に触れる貴重な機会となりました。

ワークショップでは、持参したお気に入りのフィギュアなどを使って撮影。6名のメディアデザイン学科の学生がサポートに入り、撮影と編集作業まで取り組みました。真剣な表情でカメラを構える子どもたちの姿は、まるで本物の映画監督のようでした。

倉本先生と未来の映画監督

いのちのエンジニア臨床工学技士のお仕事体験

AEDペーパークラフトワークショップも実施!

臨床工学科による体験プログラムでは、医療現場で実際に使われている機器を使った“お仕事体験”が行われました。
子どもたちは学生たちに教わりながら、電気メスで石けんをカットする実験や、除細動器(AED)の操作、生体情報モニタで心拍数を測定する体験に挑戦しました。専門的な機器に触れるのは初めてという子も多く、最初は緊張した様子でしたが、学生が丁寧に説明しながらサポートすることで、少しずつ笑顔が見られるようになっていきました。

ただ機器を使うだけでなく、「命を守る仕事とはどういうものか」「医療現場で臨床工学技士がどんな役割を果たしているのか」といった説明もあり、参加した子どもたちや欧洲杯买球官网_澳门金沙城中心赌场-投注|平台にとっても医療の世界がぐっと身近に感じられる時間となりました。

同時開催の「AEDペーパークラフトワークショップ」では、臨床工学技士のお仕事やAEDの使い方について学んだあと、ペーパークラフトの制作体験に取組みました。

制作したペーパークラフトと本物のAEDと見比べながら、「どんなときに使うの?」「どうやって使えばいいの?」という疑問にも答えながら、安全に命をつなぐための知識と行動を楽しく学びました。

親子で協力しながら制作?体験する姿が多く見られ、医療の世界を“楽しく学ぶ”きっかけとなったのではないでしょうか。

    AEDの使い方解説

    ショートフィルム上映会

    世界のアニメーション「サマーファンタジー -ひと夏のおもいで-」Supported by 札幌国際短編映画祭

    倉本先生がセレクトした、親子で楽しめる世界のアニメーション5作品を上映しました。

    どの作品も個性豊かで、上映の前には倉本先生が作品の見どころや背景について解説がおこなわれ、はじめて短編映画にふれる子どもたちにとって、あたらしい世界が広がるような時間になりました。

    アニメワークショップで体験した「コマ撮り」の手法を使った『こまねこのかいがいりょこう』(合田経郎監督)も上映されました。自分たちが作ったアニメと同じ仕組みでできている作品に子どもたちも自然と引き込まれていました。

    札幌国際短編映画祭のノミネート作品を、手稲前田の大学キャンパスで楽しめる今回の上映会は、世界のアニメーションにふれることができる貴重なひとときとなりました。

    カルチャーナイトはみんなで創る「まちの文化祭」

    2003年に札幌でスタートした「カルチャーナイト」は、市民?企業?行政が連携して創り上げる“まちの文化祭”です。
    札幌市内の文化?公共施設や企業などが一夜限りで夜間開放され、多彩なプログラムを通じて地域の文化を楽しむことができます。

    第1回の開催から20年を超え、これまでに2,200以上の団体が参加、来場者は延べ52万人を超えるなど、北海道各地にその輪が広がり続けています。

    参加いただいたみなさま、ありがとうございました。また、来年会えることを楽しみにしています。