特別講演会「地域と都市をつなぐキャリアとは?」を開催しました
2025年7月24日(木)、100周年記念会館『HUS+H』(図書館)1階プレゼンテーションスペースにて、未来デザイン学部人間社会学科主催の特別講演会「地域と都市をつなぐキャリアとは?」を開催しました。
本講演会は、学生が地域社会との関わりについて考え、実践的な学びを通じて将来の可能性を広げることを目的としています。
今回は、道東を拠点に地域メディアの運営、イベント企画、人材育成などを行う一般社団法人ドット道東より、荒水悠太氏(クリエイティブディレクター)、須藤か志こ氏(アカウントディレクター)をゲストにお迎えし、地域と都市をつなぐ取り組みやキャリアについてお話しいただきました。
第1部 ゼミナール活動報告
社会学専攻の3年生が、全10回にわたって取り組んできた前期のゼミナール活動を振り返り、調査やフィールドワークの成果を報告しました。
梶谷ゼミナールは「地域文化」、道尾ゼミナールは「地域デザイン」、横山ゼミナールは「プロジェクトデザイン」と、それぞれ異なるテーマに基づいて活動を展開し、内容だけでなく、チームの構成や進め方にも各ゼミの特色が表れていました。



第2部 ゲストによる特別講演?クロストーク
ゲスト特別講演では、一般社団法人ドット道東のお二人より、地域社会との関わりを自分ごととして捉える姿勢や、地域メディアの運営やイベント企画などの事例を通じて、地域に飛び込んで活動する面白さ、都市とのつながりを生かした新しい働き方など、将来を考えるうえで多くのヒントが示されました。
また、学生?ゲスト?教員によるクロストークでは、「地域での学びをどのようにキャリアにつなげるか」「都市と地域を結ぶ取り組みをどのように発展させていけるか」といったテーマについて、活発な意見交換が行われました。


第3部 「フィールドワーク」活動発表
3年前期の選択科目「フィールドワーク」における活動について、各チームが成果を発表しました。
幕別町での高校魅力化プロジェクト、札幌市での地域史調査、青森県でのアート調査など、地域と連携した多様な取り組みが紹介され、現場で得られた学びや課題への向き合い方についても共有されました。




会場は終始、真剣な雰囲気と活発な質疑応答に包まれ、地域と都市をつなぐキャリアの可能性を深める、有意義な時間となりました。
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